Never Ending Story 

Owari no nai monogatari

日没時刻を過ぎ、気温がいくらか下がったころ、女房を誘って散歩に出かけた。

ところが、

昼間の日射で道路が灼けていて、少しも涼しくない。

歩き出したそばから
汗がじわじわ吹き出してくる。

もう少し、遅い時間に出かければ良かった―――
そう思いながら歩を進めていると

前方に背の低い、ずんぐりとした爺さまが、歩道のど真ん中をそろりそろりと歩いている。

もっと端を歩けばいいのに...
そう思いつつ歩調を速め、追い抜こうと横に並んだそのとき

「おっ、久しぶり」

ずんぐり爺さまが、待ち伏せしていたかのように声をかけてきた。

この人、誰だっけ...🙄?

顔を見ているうちに、次第に記憶が浮かんできた。

あっ、あの人だ😮!!

今は亡き三代目ワンコたちの散歩の途中、よく言葉を交わした、あの爺さまではないか。

このずんぐり爺さま
日本史にめっぽう詳しく、話始めたら長いの長くないのって、終わりがない。

女房と二人、汗をタラタラ流しながら、ずんぐり爺さまの終わりのない物語に、相づちを打つのであった。

 

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