昭和のひととき、城下町の一角にて...
2026年6月27日土曜日
静岡市中心部に一番町から八番町までの町名が揃う「番町地区」と呼ばれる一角がある
名の由来は、江戸の昔、駿府城を守る武士たちの屋敷が並んでいた名残なのだと聞く
江戸時代からの名残が残る番町地区
八つの町名のひとつ、二番町で僕は生まれ十八歳まで育った
だから、あの頃の想い出の多くはこの地区に染み込んでいる
特に、行動範囲の狭かった小学生時代の記憶は、今でも鮮やかだ
三番町通りには商店がいくつも並び、その中の「魚長市場」には母に手を引かれてよく買物に行った覚えがある
市場の入口を入ると通路の両側には、八百屋や魚屋などのいろんな商店が奥まで続いていた
魚の匂い、氷の冷たさ、店のおばちゃんの声、どれもが薄れかけた想い出だ
画像は僕の記憶を元にCopilotが作成
(実際の屋根は低く、奥行きは短かった)
三番町通りには、市場や商店の他に小さな映画館が一軒とパチンコ店が二軒あった
映画館のウィンドウには上映中の映像が貼り出されていて、時には子どもには刺激の強い"成人向"が混じることもあった
そんな噂は、どこからともなく流れてくるもので
放課後になると、悪ガキ仲間と連れ立って「スゲー!!」と騒ぎながらウィンドウの前に集まったものだった
夕日の中で、みんなの顔が妙に生き生きしていたのを覚えている
あの頃、時間は、
ゆっくり、ゆっくり
流れていたような気がする
古き良き、昭和の想い出でした
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