昭和のひととき②土曜日の午後の秘密
2026年6月30日火曜日
小学6年生といえば、歳は11、2...
そう、あれは
昭和40年ころのことだ
当時の学校は土曜日も登校日で、給食のない半ドン授業だった
まだ遊び足りないガキたちは家から弁当を持ってきて、午後もそのまま遊びの続きを楽しんでいた
そんな、ある土曜日の午後いつもの顔ぶれが揃って屋上で弁当を食べていると、仲間のひとりが言った
「次は弁当じゃなく
どこかへ食いに行こうぜ」
その瞬間、みんなの箸が止まった
そして一呼吸おいて、
「ウォーッ」と、歓声があがったのだった
そして、次の土曜日―――
湯気の立つ焼肉定食、鉄板の音、味噌汁の香り、笑い声
あの昼下がりの光景は、
今も心の奥に焼きついている
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