羽化途中のクマゼミ
(2023/6月庭にて)

今日は週2回あるゴミ収集の日。

孫の登校時間に合わせて、ゴミ袋を片手に家を出た。

集積場の手前、公民館の前まで来たところで、孫が急に「あっ」と声をあげた。

指さす先を見ると、

一匹のクマゼミが自分のぬけ殻にしがみついている。

それが、地表からわずか10cmほどの、驚くほど低い位置なのだ。

羽の色が緑から透明に変わっているから、脱皮後かなり経っていると思われるが、よく誰にも見つからずにいたものだ。

写真を撮っておこうと家にスマホを取りに戻り、すぐ引き返したが既に飛び去ったあとだった。

公民館の基礎から道路までは20cmほどの間隔があり、そこだけ舗装されず土のままになっている。

あのセミは数年の間、この狭い敷地の地下で暮らしていたのだろうか...🙄?

それとも―――

どこか別の場所で地表に這い出てゆっくり、ゆっくりここまで歩いてきたのかもしれない。

そして、基礎の10cmほどを登りきったところで「ここで良し」と決めたのかも...😉

ほんの短い出会いが、今日の朝を少しだけ特別なものにしてくれたのだった。

 

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