10センチほどの驚くほど低い世界で起きていたこと
2026年7月18日土曜日
羽化途中のクマゼミ
(2023/6月庭にて)
今日は週2回あるゴミ収集の日。
孫の登校時間に合わせて、ゴミ袋を片手に家を出た。
集積場の手前、公民館の前まで来たところで、孫が急に「…あっ」と声をあげた。
指さす先を見ると、
一匹のクマゼミが自分のぬけ殻にしがみついている。
それが、地表からわずか10cmほどの、驚くほど低い位置なのだ。
羽の色が緑から透明に変わっているから、脱皮後かなり経っていると思われるが、よく誰にも見つからずにいたものだ。
写真を撮っておこうと家にスマホを取りに戻り、すぐ引き返したが既に飛び去ったあとだった。
公民館の基礎から道路までは20cmほどの間隔があり、そこだけ舗装されず土のままになっている。
あのセミは数年の間、この狭い敷地の地下で暮らしていたのだろうか...🙄?
それとも―――
どこか別の場所で地表に這い出てゆっくり、ゆっくりここまで歩いてきたのかもしれない。
そして、基礎の10cmほどを登りきったところで「ここで良し」と決めたのかも...😉
ほんの短い出会いが、今日の朝を少しだけ特別なものにしてくれたのだった。
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