前回が5月のなかばだったから、今夜は2ヵ月ぶりの呑み会だ。

同級生のヨコと6時に待合せ、夜のネオン街へと繰り出した。

まずは一軒目―――

なじみの居酒屋のカウンター席に腰を下ろす。

酒豪しゅごうのヨコは、キンキンに冷えた生ビールを🍺
そして、先日の定期検診で飲酒がバレてしまい、現在禁酒中の僕はノンアル・ビールをたのんだ。

ノンアルと言っても次第に酔った気分になってくるから不思議だ。

それにしても

普段は常連客で、うるさいほど賑やかな店内が、今夜はやけに静かだ。

呑み始めからずっと、ヨコと僕の貸切り状態になっている。

当然、可愛い(?)ママさんは僕らの独占となっているのだが、2時間ほど過ぎると、さすがに話題が尽きてきた。

そこで「また来るよ」と店を出たのだった。

20分ほど歩き、ビルの5階にある目的のバーに着くと、灯りがついていない。

「なんだ、休みか...

と肩を落とし、三軒目のスナックに向かった。

人通りがやけに少ない―――

「今夜はどうなってるんだ」

などと話しながらスナックに到着したが、なんと鍵が掛かっているではないか。

行く当てもなく 静まり返った街を歩いていると、ノンアルの酔いもすっかり醒めてきた。

「早目のお開きとするか」

ヨコとの他愛ない話が心地よくて今夜はそれで十分だった。
また近いうちに、あの赤ちょうちんに戻ろうと思う...

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