家の前には、幅6メートルほどの、ちょっと広めの道路が東西に伸びている。

その道を東へ100メートルほど歩くと小学校の西門がある。

その先へも道路は続いているのだが、西門を過ぎたところに車止めがあって、車は通れない。

おかげで交通量は少なく、自転車の練習にはうってつけの環境となっているのだ。

――― ある日のこと。

自転車の練習をしている親子の姿が見えた。

汗びっしょりになったお父さんが同じく汗びっしょりの男の子に

「もう少し頑張るか?

と声をかけている。

きっと補助輪を外したばかりなのだろう。
一生懸命にペダルを踏むのだが、前輪ばかりに気をとられて、フラフラと中々前に進まない。

しばらく眺めていたが、つい

「もっと先を見るといいよ」

と声を掛けてしまった。

余分なことだったかな...💦
そう思い、
その場を離れることにした。

「そうだよ、前をみてやってごらん」

後ろから
お父さんの声が聞こえてきた。

あの親子...
帰りは笑顔になれたかな🙄?

 

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